STAGE銀座さん「高橋蒼玄 書 小品展」のプレオープンに行ってきました!

01/30/2010

1月28日(木)に、LGG(エル・ジー・ジー)に入会頂いている、
カフェギャラリーSTAGE銀座さんに行ってきました!
実は、翌週から、書道家・高橋蒼玄さんの個展が開催予定なのは
知っていたのですが、行ってみたら、作品が展示され、プレオープン中でした!

高橋蒼玄さん、ご本人様もいらしてて、初ご対面することができました!
嬉しいです~♪♪ 高橋蒼玄さんは、

こちらの文字を書かれた方なのです! てっきり、女性の方かと思ってました!

こちら、入口脇に飾ってありました「花」の字です。
DMに使われている字ですね。もっと大きな字だと思っていたので意外でした。
でも小さくても、可愛いです~♪

と思いきや、外から見ることができる作品。
とても同じ字とは思えない、凄い迫力です!!!
書って「きっちりお手本どおりに書きましょう」
だと、ずっと思ってましたが、そうじゃないんですねえ。

それでは、一部、ちてなが「いいな♪」と好みの作品を
ご紹介させて頂きますね。まずは、「魂」。

ほう・・・っと、肩の力が抜けますね。
「魂」って、重い感じがしますが、重いのは体重だけで、
そのものは、空気みたいに、湯気みたいに、羽衣みたいなのかも。

「馬の耳に念仏」・・・じゃなくて「馬の耳に風」
「風」の字の、虫の間までが離れているところが好きです♪
風が、すっと通り抜けてくみたいで。
草原に馬がいて、風が吹いていく様子が浮かびました。

これ、いいですね~☆ 題名を見ないと、なんて字なのかわかりませんが、
人に見えるし、見てるだけで、嬉しくなってくる、
元気が湧いてくる気がします☆ 字は「望」。

高橋さん曰く、昔の人は、牛の肩甲骨や亀の甲羅などを使って彫ったり
割れた跡を見たりして占いに使い、そこから、字ができていったそうです。

「安心」。
これも素敵です~♪
左の字が、心臓、胸の内みたいに見えました。

私たち、普段、「考える」ってきくと、
「頭で考える」のように「頭」を思いがちですけど、
昔の人は、胸がドキドキするなどの体験から、
「心」という字ができたんですよ。と、高橋さん。
そうなんですかあ~☆ 知らないことがいっぱいで、楽しいー!

「大丈夫」
この字も好きです~。なんか、太くてしっかりしてて、でも、ざっぱりしてる
ところが、頼もしくて、あんまりきつきつ細かく煩わしくなくて
のびのびさせてくれそうで、好き(笑)

紙そのものに、柄がついてて変わってて素敵です。

「字を書こうと決めた時に、筆を選ぶのはわかるんですが、
 やはり、紙質なども最初から決めてるんですか?」
と質問すると、

「にじむ紙やにじまない紙などもあるので、選ぶ時は選ぶ。
 でも、この紙だから、この筆だから書けない、という方が居ますが、
 そうではなくて、筆や紙が選んでいるんです、書く人を。
 もっと謙虚な気持ちを持たなければ」
と笑顔の高橋さん。

えーーーっ!? そうなんだ!?(驚*)
筆や紙に
「お前じゃ、まだ無理だよ」って見透かされてるんだ!
だから、思うように書けないんだ!
自分が、筆や紙を使ってるんじゃなくて、
「使わせていただく(お借りするみたいな?)」
という気持ちがあるとないのとでは、全然違うということですね。

ひゃーっ。背筋が伸びます! 勉強になる~!

「知足」

この字もいいですね~。
足りていることを知る。足らないことを知る。
漢字って、ひとつひとつに意味があるから面白いし考えさせられる。
その時のその人の状況で、どの意味がしっくりくるか、
もしくは、どのように受け止めるか違うと思うので、面白いですね。

そして、書道って、いろんな書体があるんですね。
そして、書体ひとつで、ぜんぜん違う!

「生」

力強くたくましいですね。勢いがあって。
天を仰いで叫んでいるようにも見えるし
胡坐をかいて手踊りをしているようにも見えるし
空に向って両手をあげて陽の光をたっぷり浴びる、
もしくは、降ってくる雨を、瞼、頬、唇、顎、
両の手のひらから、全身に浴びているようにも見える。

こちらは、その「生」の字を使ったパンフレット。
尺八奏者の井上真愛久さんとのコラボレーションイベント。
バックの赤い背景のインパクトとあいまって、更に違った印象になりますね。
かっこいい~!!!

「草」
これは、ちてなの苗字にも入ってるし、好きな字でもあるので
すっごく嬉しいです♪
草は勝手に生長しやすいように好きなように育ってゆくんです。
生命力、粘り強さは半端無いのです。
なんだか、手を繋いでスキップ踏んでるようで楽しそうです。

実は、「草」を反対にすると・・・これまた別の文字になるんですよ♪
何の文字だと思いますか? 漢字自体も似てますから、すぐわかるかも。
一文字で二度楽しめるって、素敵! 粋な作品ですね。

これまた、まったく書体の違う3作品。

「楽天知命」

この書体が、にじみの美しさを更に際立たせているのでしょうか。

「無」

団子3兄弟のように、あるいは、出番を待ち望む積まれた座布団のように。
見る方のイマジネーション、そして解釈が何通りでもでてきそうですね。

脇に、ちょろちょろっと書いてあるのが気になって質問したところ

「署名を、その字の書体に併せて書いてるんです。
 気脈、筆脈といいます。人だと人脈っていうでしょ」

なるほどーーーっ!! 知らなかった~!
よく、TPOとか、礼節、気持ちを態度や服装で表す(冠婚葬祭時)
ってありますけど、それと一緒なんですね。何事もバランスが大事?

「心如水」

はーーっ。これまた、うっとり。素敵すぎて。
綺麗な繊細な流れるようなライン。余白も絶妙。
見れば見るほど、「心」が、人の顔に見えてくるから、不思議。

他にも、いろいろな作品があり、STAGE銀座の駒野さんが
「私、これ見るとね、つくづくそうだなあ、気をつけようって思う」
とおっしゃってたイチオシ作品もあります。
プレオープンなので、また作品の入れ替えもあるかもしれません。

しかし、このようにざっと見ただけでも、いろいろな書体があり、

また、このように、教科書から抜けて出てきました! みたいな
かっちかちの寸分狂わずな書もあるし、昔の清少納言が書いたような書も。

書道って、奥が深いのね、ということを、ひしひしと感じました!

ちてな、書道の個展、展覧会って、はじめて鑑賞したのですが、
ほんと、楽しかったです☆
高橋さんが、いろいろ、ためになるお話しをして下さったという
ラッキーなことがあったから二重にかもしれませんが、

書道を習っていて、そこそこ腕がある人しか見ちゃいけない、
もしくは、見てもわからない人は出入り不可、
気軽に知らないのに見るなんて、敷居が高い・・・と、
勝手にイメージしてました。

でも、義務教育で限られた時間しか書道を習っていないちてなでも、
難しいことは抜きにして、ただ単純に、その書から、
面白い! 楽しい! ああしよう、こうだよな、エトセトラ。
率直に感じるものが、いっぱいありました。

「書道って、素敵なんじゃん!」 と、改めて思いましたよ。

最後に、高橋さんが
「日本人は、もっと国字を大事にしないといけない」
とおっしゃった時に、はっとしました。

私たち、普段、当たり前のように使っていますが
うっわ、ぜんぜん日頃考えてませんでした。
改めて「国(日本の国の)字」なんだということを意識した次第です。

日本という国に生まれて、日本の国の人なのであります、私たち。
日本語を話し、日本語を使い、漢字と平仮名、カタカナを用い、
外来語などの変化も多様に受け入れながら便利に生活しています。

改めて、私達の「もと(素、基)」と対面する場、
それが「書道」なのかなあと、おぼろげながら、感じました。

日本に生まれてよかった、日本って、こんな素敵な文化があるんだよって、
誇れる人になりたいですね~!

高橋さん、短い時間でしたが、ためになるお話聞けて嬉しかったです! 
どうもありがとうございました☆

2010年2月1日(月)~2月6日(土)
11:00~19:00まで「高橋蒼玄 書 小品展」開催します。
是非、ご高覧ください! 
(高橋蒼玄さん、全日在廊される予定です、詳しくは、お問合せください。)

●高橋蒼玄 プロフィール

唐以前の古典臨書学習を大切にし
一流一派に偏われない書作活動を続けている。

〈最近の主な活動〉
  二人展
  ブラジル大使館にて日本ブラジル友好100年記念書展
  世界への書展ヨーロッパ巡回書展
  歴史小説「左右日記」講談社発行
  和歌書一五〇首揮毫
  「書作大鑑」執筆
 鳩居堂画廊他ヨコハマギャラリーなどで大・小作発表。
 個展、各書展など開催。

●カフェギャラリーSTAGE銀座
http://www.stage-ginza.com
東京都中央区銀座8-5銀座ナイン1号館1階 STAGE銀座
TEL 03-3572-6495
JR新橋駅銀座口 徒歩2分 東京メトロ新橋駅3・5出口 徒歩1分


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