皆さんの投稿レポート 静明・車田将宜さん「陶・水墨画展」

04/03/2009

「皆さまからの投稿レポート」第9回目は、
2009年3月20日から3月22日まで開催、
静明・車田将宜さんが参加された「陶・水墨画展」です。

それでは、皆様、どうぞご覧下さい☆

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「陶・水墨画展」 静明・車田将宜さんより。
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京都市観業館みやこめっせの、美術工芸ギャラリーで開催された、
志豊の会・黒士会主催の、墨彩画を学ぶ陶工たちの、絵と陶の作品展です。

京焼の職人、日展作家、クラフト系の作家、陶芸教室など
様々なスタイルで活動する若手陶芸家達のグループ展です。

詳しく書きますと、僕が水墨画を学んでいるのが「黒士会」で、
別の曜日クラスの「志豊の会」との合同の展示会となりました。

志豊の会・黒士会では、主に京都府立陶工高等技術専門校と
京都市立工業試験場で学んだ若い陶工達が
新たな交流を深め感性を磨く為、
鈴木 葵先生 のもと水墨画を学んでいます。

教室では従来の水墨画の枠にとらわれる事なく、
自由な発想や各自のテーマ・イメージを大切に制作し、
意見交換も活発に行われています。

最終的に展示会の参加者は18名になり、
共通のお題として短冊に「さくら」を描きました。

ギャラリーは2部屋ありましたので
志豊の会・黒士会に別れ展示しました。
個人の水墨画に関しては日頃の教室で描いた物や
展示会の為に描いたものなど様々でした。

鈴木 葵先生はプロとして活動されてる水墨画家で、陶器は作られません。
今回の展示会のメインは全ての水墨画作品で、
陶磁器に関しては展示したい人は展示する形をとりました。

展示会を振り返ってみると、
今回は多人数でしたのでしっかり役割分担できましたし、
会期も3日間という事で、当番は1日だけで、とても楽でした。

個人的には上手くいった方だと思いましたが、
すべてが大まかに進行していきましたので
細やかな気遣いは出来なかったかもしれません。

ミーティングで大切な事は、その場で考えるのではなく
自分が考えてきたものを提案し、周りに修正してもらう方法が
限られた時間内で議題がスムーズに展開すると感じました。

多人数のグループ展のメリットは多くの人に観て貰える
というのもありますので、こういう機会がありましたら
また参加していきたいと思います。

クラフト縁さんで、「陶芸家」として作家登録をし、
「作家さんのお店ぽるる」さんで、陶芸作品の販売をさせてもらっていますが、
僕自身は、普段は京都市内の某窯元で絵付け師として働いておりますので
仕事としての難しさや責任は常に感じております。

それでも、絵を描きながらふとした瞬間
「自分はこの仕事がすきなんだなぁ」と思う事があります。
 家に帰ってからの静明の作陶に関しては自由にできますで
疲れてても、楽しいです。

販売や発表することのプレッシャーはありますが、
それは日々仕事で経験したことや技術的なものが支えとしてあるので、
耐えられるようになって来ました。

そして気持ち的に、少し余裕が出来たので水墨画も学んでいるのですが、
本当に奥が深い世界なので、真剣にやれば時間がいくらあっても足りません。
とにかく描きたいものから、描いていこう…という感じです。

●ちてなの感想●

静明の車田将宜さん、どうもありがとうございました。
いつも、「作家さんのお店ぽるる」に作品掲載をお寄せくださり
お世話になっております&ありがとうございます。

車田さんは、ちてなとそんなに年が変わらないんですよ。
いつまでも、若いつもりでいましたが、取材などで、
どんどん自分より年下の作家さんが増えてくる中で(笑)
自分も年が上になったなあという焦燥感&感慨深さと共に、
同年代の作家さんのご活躍というのは、
ほんとうに、嬉しくもあり、励みにもなっています。

とはいえ、正直「どういう人なのかなあ」というのは、
よくわかっておりませんで、謎でした(笑)
「紅輾彩(こうてんさい)」という難しい名前の技法をお使いになっていたり
出される作品のお名前も漢字が多くて、
歴史的&古典的な絵柄が多かったので、
そういう方面がお好きで、そちらを極めたい作家さんなのかなあとか、
頂いた作品画像や詳細を見て一方的に思うばかりで
直接お伺いしたこともありませんので、ほんと「謎」でした。


(作家さんのお店ぽるるで販売・ご紹介させて頂いている作品)

今回の「陶・水墨画展」のご案内を頂戴した時も
「黒士会」「志豊の会」って、何だろう? 謎ばかり。
この投稿レポートを頂いて、はじめて、少し見えてきました。

2006年に京都市内の窯元に絵付師として従事
と活動暦に書いてありましたが
「絵付師」と「作陶家」って何がどう違うのか、
「描く(書く)」ことと「かたちづくる」ことと
果たして違いがあるのか、そんなこと、考えなくてよいのか、
よくわからない、ちてななのですが、
両方を自分でできるのが、陶芸なのだろうな
というのは、漠然と思います。

お仕事として「絵付師」を勤めながら、水墨画も学習中ということで、
今回は、普段見られない、車田さんの水墨画も拝見できて新鮮でした。

水墨画のことは全くわかりませんが、
共通のお題の「さくらの短冊」は、とても素敵ですね。
水墨画でも、少しは色をつけてよいのですね。
墨一色しか使ってはいけないのかと思っていました。
(あ、すみません、だから「墨彩画」なのですね!⇒今、気付きました)

短冊で、それぞれの方が思う、「春夏秋冬シリーズ」
をずらっと並べていただけたら、
見応えあるだろうなあと思ってしまいました♪

それと、思ったのですが、車田さん、
御自身で作った陶芸作品を、そのまま水墨画で描いて
「僕の陶芸作品サンプル集」みたいな綴りがあっても、
面白そうですけど、それって変ですかね?
ちてなだったら、絶対、飛びついてめくりますよ♪

水墨画のお勉強で学んだことが、もしかしたら
陶芸の絵付けに肥料や、腐葉土のように
生きてくることも、あるかもしれませんね。
とはいえ、「絵付けのお仕事」は「お仕事」として
確立されているものだとするならば、
静明の車田さん御自身の「作品」、
車田さんが自由に作りたい物を作り「静明」として発表、
生み出すことができるという貴重な時間や経験、学びたいことなどを、
少しずつ貯えられて、これからの活動に繋げていけたら、いいですね!

静明・車田将宜さん、このたびは、どうもありがとうございました(^0^)/☆

⇒ 今回、ご投稿いただいたのは・・・
   静明・車田将宜さんです!ありがとうございました☆*

  ■静明窯
    http://www.kyoto.zaq.ne.jp/seimei/


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