皆さんの投稿レポート【四角の器展 貴志勉~土のしごと~】

06/20/2008

2008年より新企画「皆さんからの投稿レポート」が誕生しました。
このコーナーでは、ご案内を掲載したけれども、
ちてなが取材に行けなかった展示会の模様を作家さん、ギャラリーさんから
直接、感想&お写真をお寄せ頂き、ちてなの感想とともに、
そのレポートをご紹介するコーナーです。

第3回目は、
2008年6月13日~22日に88GALLERYさんで開催された、
香川県の陶芸家、貴志勉さんの「四角の器展 貴志勉~土のしごと~」です。

それでは、皆様、どうぞご覧下さい☆
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「四角の器展 貴志勉~土のしごと~」貴志勉さんより。
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~~ ちてな ~~
最初、個展の案内DMには、以下のような紹介がされていました。
「金属的な光沢や石のようなシャープな形状にこだわり、
 土という柔らかい素材とは対極的な質感を持つ作品を追求。
 今回のテーマもその仕事の延長上にある「四角」。
 広い意味での「四角」を表現。
 大皿・花器から、小物はマグカップ・酒盃まで、
 夏に向かって風鈴や素麺のための器も。
 日常の器約150点を展示販売いたします。」

確かに、陶芸=土、陶芸といえば、丸いフォルムの器や壷、
お料理やお菓子などを並べる為のお皿などで、
使いやすくて飾りたくなるような、そういうものを想像します。

普段、あまり「金属的なシャープな形状」の陶芸作品を
意識して見たことがありませんでした。
土なのに、「土という柔らかい素材とは対極的な質感を追求。」
って、どういうことなんだろう。漠然とわかりませんでした。
わたしには、まだまだ難しい~~。
今回、写真を10点頂戴しましたので、拝見していこうと思います。

~~ 貴志さん ~~
「四角の器」というサブテーマでの個展です。
会場は香川県丸亀市の郊外
香川県丸亀市飯野町東二339-1 88STAGE内にあります、
88GALLERYさんです。http://www.88net.jp/

全体の雰囲気とギャラリーのガラス張りの明るい雰囲気が気に入り
初めてここでやることになりました。

殆んどが今回の為に作った新作ばかりで、
形が四角、アクセントに四角、模様に四角、で花器・食器をいろいろです。

夏用に「冷やしうどん」「素麺」の(どちらもサヌキ名産なんです)器。
風鈴も(写真では判りにくいですが、下から見ると
ちょっと四角になってるんです)

どうしてもロクロよりもタタラ造り(板造り)が多くなり
時間も手間もかかりエライ目にあいましたが、
白地に鉄絵の線文や斜めにした板状の花入れなど
新しい展開はかなり気に入っております」

●ちてなの感想●
貴志さん、お忙しいところ、ご投稿お寄せ頂き、どうもありがとうございます!

実際に見に行っていませんので、お写真と頂いた文章から見た感想です。

まず、ほんとうに明るくて綺麗で爽快感のあるギャラリーさんでしたね。
飾られた作品達も、嬉しかったんじゃないでしょうか*
あと、150点って、やっぱり多いですね!
これは展示するのも、写真撮るのも大変だったんじゃないかと思います*

今回、四角というテーマだったそうですが、
あまりそこに意識はいかず見てしまいました。
そういえば、お花だって全部形が違うし、尖ったようなものもあれば
開きっぱなしもあれば、閉じているような、うつむき加減のものもあります。
白地にシンプルな線画は可愛いですし、焦げたような鉄板みたいな花器や
ひし形のような背の高い花器、黒くて四角い花器、
思わず下はどうなってるんだろうと裏返したくなるような、
ダースベーダーのデスマスクみたいな上が大きい器。
そうめんの汁いれでしょうか?涼しそうな黒い瓶など、ほんと、見てて楽しい!

よく、四角い部屋を丸く掃くという言葉がありますが、
隅々まで見ているようで、多分、どこか見落としているような部分も
あるかもしれない、そんなおっちょこちょいな部分も含めて、
いつも見ているくせに、見ていなかった、また違う発見をしてみたり、
角度によって、何度も行きつ戻りつ、表情と出会う。
面を楽しむことができるのは、嬉しいことだと思います。

使うために作られた器だとしたら、お花を活けたとき、
お料理を盛ったとき、おつゆをさしたとき、洗って仕舞うとき、
使う前に、これなら、これにしよう♪と、適材適所を見つけてあげられるのは、
好きな証拠、長続きの秘訣かもしれませんね。
視覚だけでなく、触った感触や、持った重み、ざらつき、滑らかさ、
アイコンタクトしやすいかどうか(笑)など、
自然に打ち解けあうまでも楽しそうです。

水色の四角い、ちょっと上が破けているような花器(?)に、
魚のような模様と、水草かつるのような模様が入っているものがあって、
さながら、そこが、立体水槽もしくは自分が水中にいて、
泳ぐ魚を魅入っている感じがします。
器は使うためのものなのでしょうが、器に使われる自分、
空想させられる自分というのも嫌いじゃないです。
そんなゆとりも、実は憧れです。
なんか、ちょっと変な感想になってしまいましたが、
いつか実際にこの目で見てみたい、手にとってみたい。
ほんとに、そう思いました。

貴志勉さん、これからも、創作活動、頑張ってください!
このたびは、どうもありがとうございました(^0^)/☆

⇒ 今回、ご投稿いただいたのは・・・
  貴志勉さんです!ありがとうございました☆*

  ■貴志勉・Studio・P 
    http://www.d3.dion.ne.jp/~walama/p/index.htm


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